工業団地の位置関係と借り手の需要について!ベトナムホーチミン!
ホーチミンには日系企業がたくさん進出しています。
食品関係、衣類関係、機械関係、住宅関係、家具家電関係など色々な企業がございます。
日本で新しく工場を作って輸出するよりも、初めから国外で工場を借りる若しくは造る事をして、モノを作って輸出した方がコストが抑えられるそうです。
ホーチミン周辺には100箇所以上の工業団地がございます。
現在も世界中からの需要過多により、新しい工業団地が日々建設されております。
日系企業が多い工業団地は大きく分けますと3つのエリアになります。
ホーチミン1区中心地から、北にあります「ビンズオン省」の地域、東にあります「ドンナイ省」の地域、南にあります「ロンアン省」の地域に多くございます。
弊社の不動産賃貸でお世話になっているお客様からお話を聞いていますと、おおよその目安ですが、工業団地にお勧めの方はお住まいから勤務先まで1時間ぐらいかけて通勤される方が多いようです。
なぜ1時間もかけて通勤するのか?なぜ勤め先付近に住まないのか?
要因は大きく分けますと3つぐらいございます。
・勤務先の近くに住むところがない。(全く無いわけではございませんが、日本人の感覚での住むところという意味になります。)
・工業団地周辺には日本食が少なく、仕事終わりに取引先様と会食をしようとすると結果的に1区の日本食レストランの多い場所になるので、職場よりも会食場所に近く、食事後に車で30分以内に帰宅できる範囲を好まれます。
・休日は、一人の時間、友人との時間、家族との時間を持とうとしたり、お子様がいる家庭は日本人学校での繋がりを大切にされますので、結果的に日本人の多い地域を好まれます。
先ほどの工業団地の3つのエリアの中で、「ビンズオン省」にお勤めの方は、1区・ビンタン区でのお住まいが多く、「ドンナイ省」にお勤めの方は、ビンタン区・2区でのお住まいが多く、「ロンアン省」にお勤めの方は7区でのお住まいの方が多いように感じます。
不動産の購入を投資目的でお考えの方に、工業団地からの目線でお話をさせて頂きました。
ご予算やお好みの地域、需要のある間取りなど色んな事を考えるかと思いますので、ご参考の一つになればと思います。
ホーチミンで不動産の事ならお気軽にご相談下さい。
インターネットや他社サイトなどで気になる物件があった際もお気軽にご相談ください。
投稿者:正木雄太